卓越性能 – 細部まで：DEHNventil M2 シリーズ
DEHNventil M2 シリーズにより、最小限の設置スペースに最大限の性能を実現。柔軟な運用が可能で、コンパクトなシングルモジュール型の複合型過電圧避雷器は、産業低電圧スイッチギアを中断なく確実に保護します。テスト済みの複合型避雷器タイプ 1 + 2 + 3 は EN 61643-11 に準拠し、雷等電位ボンディング、過電圧保護と端末機器の保護を 1 台のデバイスで実現されます。
- 計画安全
- 省スペース
- 高性能
- 高信頼性
技術特長一覧
全てのネットワークシステムに使用可能
あらゆる要件に対応する正しいソリューション：DEHNventil M2 シリーズの多様性をご覧ください。過電圧避雷器は、TNS、TNC、TT および TN システムの使用に対応しています。
これまでにないパワー密度
これほど小さなスペースで、これほどの性能を実現した製品はこれまでにありません。
- 全ての雷電流保護等級に適しています
複合型避雷器タイプ 1 + 2 + 3 は、産業分野や高度な技術要件が求められる場面において、最適な選択肢です。 - モジュール構造
差し込み式モジュールにより、迅速かつ確実な交換が可能。すべての相を同時に交換できます。 - 産業応用
最大 100 kAeff までの短絡電流が発生するシステムにも対応可能です。 - システムへの負担を軽減
高速な RAC 技術により、下流側のシステムを有害な雷電流から効果的に保護します。 - 安全かつ柔軟な設置サポート
直列配線に対応しており、オプションのピン接続端子により、設置時の柔軟性と安全性を確保します。
コンパクト設計の過電圧保護装置
ひとつのシリーズで、たくさんの可能性：
簡単な取り付け
制御盤に十分なスペースがあることで、DEHNventil および隣接するコンポーネントの取り付けや配線作業が容易になります。側面への取り付けにより、配線長を 0.5 メートルに維持できます。180° 回転させた状態での取り付けにも対応しています。
最適なスペース活用およびコスト削減
より小型の制御盤で十分な場合は、DEHNventil の最小スペース要件によりコストを削減することができます。幅がわずか 4 モジュールの複合型避雷器は、追加コンポーネント用のスペースが確保されます。
端末機器保護機能付き
特記事項：DEHNventil M2 シリーズは、ケーブル長 10 m 以内の端末機器を保護します。追加装置とや設置作業にかかるコストを削減できます。
設置に関する動画
設置動画は、必要なツール、段階的な設置手順、技術的特長に関する詳細情報が提供されます。
RAC スパークギャップテクノロジー
信頼できるノウハウ
速さは安全である：RAC（ラピッドアーク制御）技術は非常に素早く反応し、残留エネルギーを最小限に抑えることで、下流側のシステムを保護し、接続された機器の耐用年数を延ばします。RAC 技術により、アークは瞬時にアーク放電室に導入され、個別のサブアークに分離して消去します。
RAC スパークギャップ技術に関する詳細を知りたいですか？この技術の機能とメリットに関する更なる説明をご用意しています。
DEHNventil M2 シリーズの応用
DEHNventil M2 シリーズは低電圧主分電盤を最適に保護し、電力供給を確実に保護します。
重要インフラ
重要インフラの建物や施設においては、過電圧避雷器は、オフィス複合施設、ショッピングセンター、医療センターなどに信頼性のある過電圧保護を提供します。
生産プロセスおよび産業用途
生産プロセスおよび産業用途において、DEHNventil M2 シリーズは重要なプロセスを保護し、中断のない生産を確保します。さらに、DEHNventil M2 シリーズの過電圧避雷器は、例えば、水素電解プラントなどのエネルギー生成プラントや他の未来志向の技術において欠かせない構成機器です。
鉄道インフラ
鉄道の電力供給分野において、過電圧避雷器は、デジタルインターロッキングシステム、踏切保護システム、ポイントヒーターの可用性に大きく貢献します。
今すぐ新世代へ切り替え
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旧品番 |
新品番 |
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951 310 DV M TT 255 |
956 315 DV M2 TT 255 FM |
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951 315 DV M TT 255 FM |
956 315 DV M2 TT 255 FM |
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951 400 DV M TNS 255 |
956 405 DV M2 TNS 255 FM |
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951 405 DV M TNS 255 FM |
956 405 DV M2 TNS 255 FM |
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951 300 DV M TNC 255 |
956 305 DV M2 TNC 255 FM |
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951 305 DV M TNC 255 FM |
956 305 DV M2 TNC 255 FM |
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951 110 DV M TT 2P 255 |
956 115 DV M2 TT 2P 255 FM |
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951 115 DV M TT 2P 255 FM |
956 115 DV M2 TT 2P 255 FM |
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951 200 DV M TN 255 |
956 205 DV M2 TN 255 FM |
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951 205 DV M TN 255 FM |
956 205 DV M2 TN 255 FM |
よくある質問
このコンパクトな複合型過電圧避雷器は、特に低電圧スイッチギア業界においてその性能を発揮できます。これは、雷電流保護等電位ボンディングと端末機器保護の両方を同時に提供しています。これは、主電源フォロー電流が最大 100 kA までの工業用ネットワークにおいて、雷保護クラス 1 ～ 4 に使用されます。
最大バックアップヒューズを用いた分岐配線において、従来必要であったバックアップヒューズは 315 A から 250 A に低減されました。これにより、低電圧スイッチギアの接続スペースにより多くのスペースを確保することができます。その他のメリット：複合型過電圧避雷器を接続するためのケーブル長が短くなったことで、これまで必要であった NH2 断路器の代わりに、より小型の NH1 ヒューズスイッチ断路器の使用が可能となります。
従来機器と比較して、DEHNventil M2 の幅が半分になっています。普通の二重端子を備えた貫通配線が不要となります。この接続方式を希望される場合は、運転電流最大 100 A まで安全に導通させるために、STAK 25 (品番 952589) をご使用ください。
新規 DEHNventil M2 は、以下の特長があります：
- DEHNventil M と比べて幅が半分：4TE
- 便利な機構で、簡単なモジュール交換を実現
- 最大予想短絡電流 100kA
- シングルモジュール構造：避雷器の全配線をほ一つのモジュールで実現
- FM を標準装備
- STAK 25 を使用した V 配線および分岐配線可能
- 回転設置が可能：180° 回転
- 最大バックアップヒューズ：250 A - より小型なヒューズスイッチギア断路器 NH1（NH2 の代わり）によるさらなるスペース節約
- バリエーション数を 10 種から 5 種へ削減
- RAC スパークギャップ技術を使用した複合型避雷器タイプ 1+2+3
いいえ、これは取付け補助部品の一例です。これは通常、スイッチギアメーカーによって生産され、取付け作業を容易にするための部品です。
いいえ、使用されているケージクランプにより、ワイヤーエンドフェルールなしでも確実な接続と安全な運用が可能です。
DEHNventil M2 は、DIN EN 61643-11 に準拠して試験済、複合型避雷器タイプ 1+2+3 型避雷器です。そのため、タイプ 3 試験用の各試験電圧値も明示されなければなりません。この文脈では、UOC の表記は、タイプ 3 試験電圧の値に相当します。この値は、「被試験品の接続点におけるハイブリッド試験発生装置の回路電圧」と定義され、DEHNventil M2 では値が 6kV となります。
DIN EN 61643-11 に基づいて、フォロー電流消弧能力 Ifi は、外切り離し装置なしでSPD によって自力で遮断可能な、外的に影響を受けない短絡電流です。理想的には、この値が短絡耐電流 Isccr 以上である必要があります。これは、避雷器が指定された切り離し装置と組み合わせて使用されることを前提に、電気システムにおいて想定される最大短絡電流です(DIN EN 61643-11)。DEHNventil M2 は、最大 100 kAeff までのフォロー電流を自動的に遮断可能（VDE によって試験済）。
複合型過電圧避雷器 DEHNventil M2 は、スイッチギアにおいて、想定短絡電流が 50 kAeff 以上で使用可能（VDE 試験済）。さらに別の試験により、最大 100 kAeff (220 kApeak) までの想定短絡電流に対しても使用可能であることが確認されています。
過電圧避雷器の応用と接続は、DIN VDE 0100-534 (2016-10) で規定されています。ここでは、過電圧避雷器タイプ 1 は、顧客システムの保護導体への接続だけでなく、主接地バー/主接地端子への接続も求められています。両方の接続は図中に示されています：保護導体の接続は、接地された取り付けプレート（DEHNventil M2 右側接続点）、主接地端子（PE バスバーの左側接続点）への接続を介して行われています。
注意事項：断面積 150 mm2 以上の工業用スイッチギアでは、過電圧避雷器と主接地端子の別途接続は不要です。すでに適切な断面積を持つ接続ケーブルで接続されているためです。これは、ZVEH が出版されたパンフレットの「低電圧システムにおける過電圧保護」の 21 ページ、質問 6 に記載されています。
図中に示された取り付けプレートがアルミニウム製ではありません。これはスズめっき銅材 (Cu/gal Sn) です。電気亜鉛めっき部品は腐食防止の目的で使用されており、例えば銅製ケーブルラグに採用されています。そのため、図中に示されているように、PE バスバー (Cu) と取り付けプレート (Cu/gal Sn) の組み合わせでは、腐食が発生しやすい材料ではありません。
DIN EN 60999-1 は、ねじ式およびねじ無し端子接続すべてに適用される規格です。この規格は、全ての未加工導体タイプを接続できるよう、メーカー側が設計する義務があります。
遠隔信号接点、および DEHNventil M2 との接続に使用される端子は、「ケージ端子」と呼ばれています。これにより、多芯導体であっても全面接触が確実に行われるため、ワイヤーエンドフェルールなしでの接続を推奨しています。接続事例は当社取付説明書にも記載れています。
DEHNventil は、40 mm のバスバーシステムにも適応します：複合型避雷器 DEHNventil ZP TNC (品番 900 390) および DEHNventil ZP TT (品番 900 391) は、計器盤の 40 mm バスバー接続パネル向けに特別に設計された避雷器です。DEHNventil ZP は、外部雷電流保護装置（雷保護クラス I と II ）を備えた建物に使用することができます。当社の実績がある DEHNshield ZP 製品シリーズ（例えば、DSH ZP 2 SG TT 255）は、外部雷電流保護装置（雷保護クラス III/IV）を備えた（住宅）建物に、または外部雷電流保護装置を備えていない住宅建物に使用することができます。
ダウンロード
DEHNventil M2
DEHNventil M2 シリーズ – 非常に優秀です！
製品選定：雷電流および過電圧保護
当社のサービス
リスク評価から接地システム・外部雷電流保護に至るまで、当社はプロジェクト初動からの総合支援を提供します。
